クロヌシ:まず実力が未知数で何をするか分からないガルカンに……
変身して――超妖刀サイソニック疾風怒濤!!!
GM:なんと! (コロコロ)気絶はしなかったがいきなりボロボロだ。で、ガルカンが――
ガルカン:「ジ……ジャドン様の弱点を教えますから命だけは……」
一同:「はあ?」
ウィル:戦士Bに攻撃、当たってるよ。
GM:それは剣で受けたな。
ラズリ:戦士Bにいるすか やとろ りむせ!!!ダメージ12点!
GM:それはくらった。痛い痛い。
フローラ:<火球>の狙いを付ける。
GM:では、こちらの攻撃だ。
戦士Aがガルフに(コロコロ)戦士Bがウィルに(コロコロ)そしてジャドンは一番近くにいるクロヌシにキックだ(コロコロ)!
全部当たってるよ。
ガルフ:なんと、そのオヤジは格闘家だったのか。ちなみに攻撃は避けたぞ。
ウィル:わしも盾で止めたぞ。
クロヌシ:刀で受けたな。
ガルフ:それはひょっとして刀のダメージが足にいくんじゃ……。
GM:げ、そうだった。
クロヌシ:ダメージ10点!
GM:あぅぅ……いたいぃ。
ガルフ:戦士Aにラァァッシュドォォッグ!!!
GM:お、避けた。
ウィル:Bに斬りつける。
GM:それは盾で防いだな。
クロヌシ:スーパーのまま斬りかかる。くらえ、ジャドン!
GM:あ、よけてら(笑)。
GM:はっはっはっ、ぜぇっこぉ〜ちょぉ〜!(呵々大笑)
フローラ:そーれ、<火球>! (コロコロ)はずれ。
GM:どっかへ飛んでいったな(笑)。
あ、それから草木に燃え移ろうとする火は消えるから。
ラズリ:はい?
GM:守り神の力だよ。
クレリア:よし、次のターンから私も前に出ます。
ガルカン:「ジ……ジャドン様の弱点を……」
ラズリ:まだ言ってる……。
クロヌシ:でい!
GM:あ、またよけた。粘るなぁ。
クロヌシ:ちっ!
GM:はうぅ。ついに喰らったぁ! (コロコロ)ジャドンはぱたっと倒れたよ。
さあ、ここでラスボスのお約束、変身だぁ!
一同:でぇぇ! やっぱりぃ!(笑)
ジャドンの姿が変わってゆく――
ガルフ:あ〜あ、イッちゃってら(笑)。
GM:人のことよく言えるな、お前(笑)。
オペリオ:「♪まだ癒やしの実使わなくていいよね♪」
クレリア:「それって本当に頭の飾りに入れてたんでしょうね? まさか……」
オペリオ:「♪あっはっはっはっは♪」
クレリア:なんです……その笑い……。
GM:あ、そうだ。ごわごわと大きくなったジャドンにつぶされて戦士Aは死んじゃったからね。
ガルフ:げげ。
GM:それからガルカンが――
ガルカン:「ジャドン様の弱点……教えますから……た…すけて……」
クロヌシ:「ま〜〜だ言ってたのか。早く言えぇ! おらぁ!」(げしげし)
ガルカン:「ぎゃふん(死語)」
GM:それではここでジャドンの弱点について説明をしておこう。
通常、ジャドンは冷気のバリアを張っていて防護点が異様に高い。
しかし、火をぶつけると一時的にそのバリアが無効化して3ターンの間防護点が下がる――というわけだ。
ガルカン:「教えたんですから、命ばかりは……」
クロヌシ:「うるさい! そこで寝てろ!」(げしっ)
ガルフ:なるほどね……ま、取り敢えずラッシュドーーッグ!(笑)
GM:わっはっはっその程度じゃダメージないよ〜ん。
フローラ:これ以上魔法使うとやばいんだけど……。
GM:え?いつの間にそんなに体力減ってたの?
クレリア:<火球>が使えるの、フローラさんだけですよ……。
オペリオ:♪癒やしの実、使う?♪
ウィル:しかし他のみんなはほとんど体力満タンだからな……。
GM:(困ったな……このままじゃフローラの活躍の場がなくなっちゃう。……ええい、仕方ない!)
よし! 竜だ!
クレリア:え?
GM:竜がパタパタと宙を飛んでパアッと光を発するとフローラの体力が全快する。
フローラ:おお! 疲れが吹き飛んだ。
じゃ、<火球>の集中ね。
クロヌシ:ええい! バリアの上から攻撃だ!
超妖刀サイソニック疾風怒濤!(ゴロゴロゴロゴロ)ダメージ33点!
GM:おお、それはダメージが通ったな。
一同:おお!(拍手)
GM:(でも3点だけだから全然いたくないぜ)
さぁて、こっちの攻撃だ。
近くにいるやつ全員に『爆裂気弾!!!』くらえぇい!
で、やっと──
一同:だあぁぁ……!
ウィル:(ポンッと手を打って)別に魔法の炎でなくてもよいのだろう?
すずにカンテラの油を投げさせて火をつけよう。
それならずっと燃えているはずだ。
GM:(げ……しかしここは冷静さを装って……)ほいほい、判定してみて。
ティンベル:油投げるのは成功。
GM:(ひくひくぅっ)じゃあ、サイコロ1個振って、どこに当たったか決めるから。
ティンベル:(コロコロ)3。
GM:む、見事にど真ん中。がちゃんと全身に油がかかってしまった……(泣)。
ウィル:よし、次は火だ。
ガルフ:ああぁ〜〜!!
よくよくキャラクターシート見たらラッシュドッグって……
炎の技だぁ〜!
一同:な、なにぃ〜〜!!
ガルフ:ゴメン、ただ突っ込むだけだと思ってた……(←ガルフはゲーム開始直前まで変更に次ぐ変更があったから……)。
クロヌシ:あのなぁ……。
GM:じゃあ、今度からそういうことにしよう。
クレリア:おお、波動拳がファイヤー波動拳に!
ラズリ:違うって(笑)。
ガルフ:取り敢えず次のターンにラッシュドッグのためをしよう。
ティンベル:(コロコロ)成功、当たったよ。
GM:ボンッと燃え上がるジャドン。蒸気が吹き上げバリアが無効化されている。
次から殴り放題だ(トホホ)。
ガルフ:オレって……。
フローラ:アタシって……。
GM:(苦笑して)さあ、みんな気合いを入れ直そう! ここからはこっちも本気でいくぞ!
ウィル:きょえええっっ!!!
GM:あ、よけた。
ウィル:どうやって?
ラズリ:体の真ん中に穴が開くんじゃない? うにょ〜んって。
GM:さあこっちの攻撃だ。『集束爆裂気弾』を一番弱そうなクレリアにB-」
ほーれ、よけないと5D6のダメージだぞう。
クレリア:(コロコロ)よけてます。
GM:ちっ。
ガルフ:ラァァァッシュゥゥゥ ドォォォッグゥゥ!!!
ラズリ:いるすか やとろ りむせ!!
ウィル:きょええぇぇぇ!!(必殺技の雄叫び)
クロヌシ:超妖刀サイソニック疾風怒濤!!
オペリオ:♪ジャドンの歌が思いつかない〜♪
戦いは続いた。 長い長い戦いだった。
一体どれほどの時間が過ぎたのだろう……。とどめを刺したのは――
GM:それで死んだぁ!!!
一同:やったぁぁ!!!
GM:うぅぅぅ…… 最強の敵だったのに……。
ラズリ:あ〜、疲れた。
ガルフ:オレがトドメ刺したかったのに〜。
肉も骨も血も、全てが灰になっていく。そしての灰も空中にとけ、跡形もなく消えた。
2つの種を残して……。