基本的にシナリオはゲームマスターが作る。一番偉い。ルールブックに白と書いてあってもGMが黒と言えばそれは黒である、と言うのが建前。
実際にそんなことをしたらプレイヤーが離れちゃってゲームが壊れるどころか友情が壊れる危険すらある。
体力、敏捷力、知力、生命力だ。
体力というのは力の強さを表し、敏捷力は素早く動けるか否か、手先の器用さを表す。
知力は考える動作全般の能力で、生命力はタフさを表す。
それぞれ平均値は10で、大きい方がよい。
よって18という値は非常に大きい値であると言える。
これ以降、技能の名前は『』で囲んで示す。
「しらがぞく」って呼んじゃいやん。
て、言うか、ある程度分かっててこの設定を作った節もある。
セカラシカも同様に鹿児島弁の「せからしい(うるさい、とかそう言う意味であるがうまく言い表せない)」からきている。
鹿児島弁になれている我々にはちょ〜っと人名には聞こえない。
1バール=100円で計算してください──って事は1人20万円も取ったことになるのか。ぼってるなあ(笑)。
プレイヤーの名誉のために言っておくと本人は決してそういう奴ではありません。
変な奴ではあるけどね。
『エメラルドアイ』というのは彼ら、ヴァルト=ラィヒの持つ、特殊な深い緑色をした瞳で、動物と会話をすることが出来る。
MONDTRPGルールのVer3.41以降ではさらに、『ピュア・エメラルドアイ』という上位互換性のある特殊能力も付いた。これは、動物に加え、植物とも会話できる能力である。
ただし、エメラルドアイは、ヴァルト=ラィヒ族の人間の持つ基本的な能力であるが、ピュア・エメラルドアイは全員が持っているわけではない。
「美人」や「美声」、「性的魅力」等の、いい印象を与える特徴を持っているとこの判定にプラスの修正が、
逆に悪い印象を与える特徴を持っているとマイナスの修正がつく。
この場合、サイコロの判定では「よくない」という印象だったが、肉をもらったということで反応をひとつ上の「中立」としたのだ。
ラズリのために作られた種族であるとも言えよう。
彼らは『エメラルドアイ』と呼ばれる不思議な瞳をしている。
それ以外は基本的に普通の人達である(変な性格ではあるが、MOND世界では特別変でもない。むしろそれがフツウ)
ちなみにラズリは典型的なヴァルト=ラィヒ乙女(笑)であるがガルフは全然ヴァルト=ラィヒらしくない。
彼はヴァルト=ラィヒの村(ラピスの森と呼ばれる)で育っていないためであるが、何故そこで育たなかったのかについては秘密。
ガルフはここで『動物使役』技能の『判定』を行っています。
この文章は以下のような構成になっています。
じゃあ、『動物使役』だ。 > 『動物使役』技能で判定するよ。と、宣言している。
(コロコロ) > サイコロを振って判定している事を表す擬音。
成功! > 判定の結果。
ではここで少々説明してみましょう。
TRPGで一般的に行われているのが『判定』と呼ばれる物です。
基本的にTRPGでは口で言ったことは全て実行できるのですが、時々成功するかどうかが分からないことがあります。
例えば、50cmの溝を跳び越えることは(体長が10cmでもない限り)誰でも出来るけど、5mの溝は誰でも飛び越えられるわけではありませんよね?
そこで、この場合5mの溝を跳び越えられるか否かを『判定』します。
通常ゲーム的な都合で、乱数(普通はサイコロ)を用いてこの『判定』は行われます。
GURPSの場合はサイコロ3つを振って、出た目の合計が目標となる値(場合によって違う)より下回ればその行為に成功したことになります。
判定に関する台詞は今後も沢山でてくるのでここでしっかり理解しておいてください。
なお、このリプレイ中では判定をしている(した)ことを「判定した」と表記するか、単にサイコロの音(コロコロ)のみで表すことにします。
MONDも小説にするとずいぶん変わるんだろうなあ(笑)。
この場合は2の意味でしょうか。
TRPGにおいては普通「致命的失敗」と、訳されるようです。
単なる失敗ではなく大失敗をおかしたときに使われます。
GURPSのシステムとしては一定以上のサイコロの目を出したときは目標値がそれ以上でも失敗として扱います。
さらに「致命的失敗」でもあるので付加価値として何か不幸なことが起こります。
と、覚えておけばよいでしょう。
本当はもちょっと複雑なんだけど。
D6というのはサイコロの種類である。「D」はダイス(Dice)のD。その後に続く数字(6)はそのサイコロの面の数を表す。えっ? サイコロって全部四角じゃないの? と思ったそこのあなた、甘い。
サイコロには8面体、10面体、12面体、果ては100面体(<ほとんど球(笑))なんて物まであるのだ。TRPG以外では何に使うのか知らないけど(笑)。
そこで、「D」の後にそのサイコロの面の数を付けて、サイコロの種類を限定するのだ。
そして、「D6」の前についている数字はそのサイコロをいくつ振るのかを示す。
つまり「1D6」というのは「六面ダイスを1個振る」という意味。