MOND REPLAYV  XX

GM「てーことで、動物を飼うことにしたのね。犬とか猫とか。それらは君たちに頼んで街で買ってきてもらたんだけど────さて、何を買ってきましたか?」

ゼナ「犬とか猫とか……」

オードー「世間知らずだから、ウミガメ」

ゼナ「タガメ・ザリガニ」

サリース「カナリア」

アルバスウェンディ

サリース「こらこら、彼女を買ってきてどうするゥ!」

GM「まだウェンディと再会する前の話なんだけど、これ。……ま、いいか、ウェンディ、と」(メモる)

アルバス「ドラゴン」

サリース「ドラゴンっているの?」

アルバス「第1部で竜の子供が出てきたぞ」

GM(アレは土地神なんだが……)「ドラゴン、と」(メモメモ)

ユンケ・ガンバ「「箱に入ってる、12時過ぎたらエサをあげてはいけない生き物」」

オードー「グレムリン……懐かしいだ」

ゼナ「たまごっち・いるかっち」

アルバス「まぐわっち」

サリース「まぐわったらヤバイって……」

GM「たまにはカワイイのを……リス」

アルバス「じゃあアマリリス」

GM「アレって花じゃなかった……?」

アルバス「余ったリスなんだよ、きっと」

オードー「ニョロニョロ」

アルバス「ヨンダユウ」

サリース「食い倒れとカニとグリコ」

オードー「カーネルサンダース」

アルバス「タモリ」

ゼナ「ヤモリとイモリも」

サリース「加藤茶」

アルバス「いや、加藤チャゲがいい」

GM「どんな人間や、それ」(でもメモる)
 

 知らないぞ、後で後悔しても……
 

ゼナ「タイやヒラメ」

サリース「ペンギン」

サリース「ピカチュウとか」

ユンケ・ガンバ「「偽物のビカチュウとか」」

アルバス「偽物のヒカッチュウとか」

GM「ピカチュウ・ビカチュウ・ヒカッチュウと……」

アルバス「チョコボ。しかも緑」
 

    [勉強部屋の楽しい仲間たち一覧表]

GM「こんなんで何の勉強するんだ……?」

アルバス「……てゆーか認めるなよ、GM……」

GM「さて──そうやってみんなで勉強部屋に集まっているときのことである。アルバスの鼻がムズムズしてきて……」

アルバスふァッくしょいィィ!

GM「──を五連発。その度にアルバスの体から光が飛び出し、まぶしくて目がくらむ」

一同「???」

GM「んでサリース──気がつくと、君の視線がミョーに低い位置にある」

ゼナ「周りが大きく見えたり?」

サリース「……これってひょっとして……入れ換わった……?」

GM「目が外側に飛び出てて、手……というかハサミが赤い

サリース「…………ザリガニ…………?」(ひきつった笑い)

GM「おめでとう! 今日から君はザリガニならぬサリガニだ! ──というオチ

アルバスさ、オチがついた、終わり終わりー!

サリース「うそォ」

GM「まだ終わらないってば(笑)。──残りの人は20面ダイスを振ってくれい。さっきのリストのどれかになるから」

ユンケ・ガンバ「「2、だわさ」」(→ウミガメ)

GM「変化したのはユンケだけね」

ユンケ「あ、そーなんだ」

ゼナ「7です」(→リス)

アルバス「8だ。てことは……」(→アマリリス(余りリス))

オードー「16」(→ペンギン)

アルバス「なんだつまらん。アマリリスごときがオチになっちゃいかんだろ」

GM「確かに、結構フツウのとこで落ち着いたね」

リルル「ん……?」

エノク「あれ、アルバス君たちは?」

レオ「え……? あれ……?」

アン「あら……?」

リルル「さっきまでは、いたんですけど……消えちゃいましたね」

エノク「……まあ彼らなら、そういうこともあるのでしょう」
 

 あっさりその状況に納得し、部屋を出ていくエノクたち。
 

GM「さて、どうする?」

アルバス「どうするって……」

サリース「ねえ、あたしたちの身体(?)はそのへん転がってないの?」

GM「ないねェ。どっかに『封印』されてしまったらしい。ザリガニのおなかあたりに四次元ポケットができて、そこにしまわれたとでも思ってくれい」

サリース「………………」

アルバス「しかし……なぜアマリリスは売れなかったんだろう……?」

サリース「かわいくなかったんじゃない?」

アルバス「性格悪かったんだな、きっと」(納得)

GM「で──ガンバだけが部屋に残ってるんだけど……」

ガンバ「クルッ?」

GM「さてガンバ、どれ食べたい?(笑)」

サリース「やっぱそう来ますかァ!」

ゼナ「やっぱり……ザリガニなんじゃないかなァ」

ガンバ「PCだけに限定しなくていいよね。サイコロ振って決めるだわさ。(コロコロ)……4」

GM「4は──ウェンディ!?


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