ゼナ「あ、明らかに人間の姿してるのに……」
アルバス「文字通り『食った』んだな……」
GM(ヤバ……。ウェンディこの後どうやって復活して、神殿に住み込むことになるんだ……?)
ガンバ「次は……12」
GM「食い倒れ人形だね」
アルバス「とりあえず人型から食しているな……」
ガンバ「それ食べたらパタンキューと倒れるだわさ」
ゼナ「そして『これがホントの食い倒れ人形』と思いながらニヤリと笑う、とか」
ガンバ「だわさ」
GM「……えーとガンバは倒れてしまったらしいけど……さてみなさんどうする?」
一同「どーしょーもないッッ!!!」
GM(そっか……そりゃそうか……)「一番大きいのは誰? ペンギン?」
ユンケ「ウミガメだわさ。火を噴きながらクルクル回転して空を飛ぶ」
GM「ガ○ラだね」
ユンケ「それとも卵を生みながら涙を流そうかな……」
アルバス「涙を流しながらクルクル飛ぶのか?」
ゼナ「それって違うと思いますけど」
ユンケ「ウミガメって……手足を引っ込められるんだっけ?」
ゼナ「そんなことより……ちょっとは慌てましょうよ(笑)」
アルバス「うーん、どうしたものか……」
GM「テレパシーみたいなもので、PC同士なら会話ができるということにしよう」
ゼナ「ボクはカゴに入ってるのかな?」
アルバス「オレも同じところか?」
GM「アマリリスは花だろ?」
アルバス「……花なのか……?」
ユンケ「歌じゃないだけいいじゃない」
アルバス「やっぱ余りのリスがいいな」
サリース「どうするか──水槽の中のんびり泳いどこ……」
アルバス「ザリガニって泳ぐんだっけ」
サリース「バチャバチャと身体使って泳ぐんじゃなかった?」
アルバス「それって『のんびり』か?」
サリース「………………。とにかく泳ぐ」
ゼナ「カギが開けられたらここから出れるけど……ちょっとムリかな」
アルバス「魔法を使えば楽勝だ。しかも今日は調子がいいから『印』を組まなくても使えるぞ」
ゼナ「じゃあ、早いとこ開けてくださいよ」
アルバス「魔法の使い方忘れた」
ゼナ「ええェ!?」
サリース「アルバスに期待しちゃダメだって……」
アルバス「忘れたもんは仕方ないだろー?」
ゼナ「そんなだからアマリリスなんですよ」
アルバス「なにィ!?」
GM「──てなかんじにリス2匹がケンカしてるんだな」
ユンケ「甲羅を脱いでくつろいどくだわさ」
アルバス「ディズニーみたいなことをするな(笑)」
オードー「おら世間知らずだから、こんなときどうしたらいいのか分かんね」
アルバス「結論──我々にはどうすることもできない」
サリース「みんな見事に何もしないからねェ……」(←お前もな)
アルバス「とりあえずここから出るか。(コロコロ)魔法を思い出した! 鍵開けるぞ」
GM「リスとペンギンは、外に出るのは問題ないだろ。ザリガニは……」
しまった、何も考えてない。えーと……
GM「あ〜、どこからともなく『ほぇ〜』という声がしたかと思うと、サリースの体が水の膜で覆われる。いつぞやのイルカのペンダントの力、らしい。これで外に出られるよ」
アルバス「そういやリューセはどうしたんだ?」
GM「リューセも何かに封印されたみたいだね。どこにいるかは分かんないけど」
ゼナ「とりあえずここにはいない?」
GM「いないみたいだ」
オードー「てことはリューセを探さねェといけないだか?」
ゼナ「その前に元に戻らないと。誰か大人に知らせて……大人?」(オードーを見る)
オードー「世間知らず度は子供以下だべ」
サリース「使えないヤツねェ」
ユンケ「この『船』のドアは自動ドア?」
GM「場所によるな。ここのドアは、スイッチを押すと開く」
ゼナ「じゃあウミガメの上にペンギンが乗って、その上にリスが乗って……」
GM「そういう風にすれば開けられるだろうね。ドアが開いたよ」
ゼナ「外に出よう。──リスはウミガメの上に乗って移動します。楽だから」
GM「ザリガニはペンギンにハシッと」
オードー「イタイイタイイタイ」
何とか勉強部屋の外に出た一行は、リルルの部屋を目指すことに。
GM「ではエレベーター前だ」
ユンケ「そこにガンバがやってきて──」
一同「ぅう……!?」(エレベーターを開けてくれるかもという期待&食われるかもという不安)
ガンバ「乗るのかなァと思ったら、ドアのすきまにしゅるるゥと入っていく」
一同「こらこらこらァ〜!」
ゼナ「じゃあさっきと同じ要領で、ボタンを押します」
珍獣ピラミッドでボタンを押し、上の階へ。