MOND REPLAYV  XX

 一同、大爆笑。
 

ゼナ「あ、明らかに人間の姿してるのに……」

アルバス「文字通り『食った』んだな……」

GM(ヤバ……。ウェンディこの後どうやって復活して、神殿に住み込むことになるんだ……?)

ガンバ「次は……12」

GM「食い倒れ人形だね」

アルバス「とりあえず人型から食しているな……」

ガンバ「それ食べたらパタンキューと倒れるだわさ」

ゼナ「そして『これがホントの食い倒れ人形』と思いながらニヤリと笑う、とか」

ガンバ「だわさ」

GM「……えーとガンバは倒れてしまったらしいけど……さてみなさんどうする?」

一同「どーしょーもないッッ!!!」

GM(そっか……そりゃそうか……)「一番大きいのは誰? ペンギン?」

ユンケ「ウミガメだわさ。火を噴きながらクルクル回転して空を飛ぶ」

GM「ガ○ラだね」

ユンケ「それとも卵を生みながら涙を流そうかな……」

アルバス「涙を流しながらクルクル飛ぶのか?」

ゼナ「それって違うと思いますけど」

ユンケ「ウミガメって……手足を引っ込められるんだっけ?」

ゼナ「そんなことより……ちょっとは慌てましょうよ(笑)」

アルバス「うーん、どうしたものか……」

GM「テレパシーみたいなもので、PC同士なら会話ができるということにしよう」

ゼナ「ボクはカゴに入ってるのかな?」

アルバス「オレも同じところか?」

GM「アマリリスは花だろ?」

アルバス「……花なのか……?」

ユンケ「歌じゃないだけいいじゃない」

アルバス「やっぱ余りのリスがいいな」

サリース「どうするか──水槽の中のんびり泳いどこ……」

アルバス「ザリガニって泳ぐんだっけ」

サリース「バチャバチャと身体使って泳ぐんじゃなかった?」

アルバス「それって『のんびり』か?」

サリース「………………。とにかく泳ぐ」

ゼナ「カギが開けられたらここから出れるけど……ちょっとムリかな」

アルバス「魔法を使えば楽勝だ。しかも今日は調子がいいから『印』を組まなくても使えるぞ」

ゼナ「じゃあ、早いとこ開けてくださいよ」

アルバス魔法の使い方忘れた

ゼナ「ええェ!?」

サリース「アルバスに期待しちゃダメだって……」

アルバス「忘れたもんは仕方ないだろー?」

ゼナ「そんなだからアマリリスなんですよ」

アルバス「なにィ!?」

GM「──てなかんじにリス2匹がケンカしてるんだな」

ユンケ甲羅を脱いでくつろいどくだわさ

アルバス「ディズニーみたいなことをするな(笑)」

オードー「おら世間知らずだから、こんなときどうしたらいいのか分かんね」

アルバス「結論──我々にはどうすることもできない」

サリース「みんな見事に何もしないからねェ……」(←お前もな)

アルバス「とりあえずここから出るか。(コロコロ)魔法を思い出した! 鍵開けるぞ」

GM「リスとペンギンは、外に出るのは問題ないだろ。ザリガニは……」
 

 しまった、何も考えてない。えーと……
 

GM「あ〜、どこからともなく『ほぇ〜』という声がしたかと思うと、サリースの体が水の膜で覆われる。いつぞやのイルカのペンダントの力、らしい。これで外に出られるよ」

アルバス「そういやリューセはどうしたんだ?」

GM「リューセも何かに封印されたみたいだね。どこにいるかは分かんないけど」

ゼナ「とりあえずここにはいない?」

GM「いないみたいだ」

オードー「てことはリューセを探さねェといけないだか?」

ゼナ「その前に元に戻らないと。誰か大人に知らせて……大人?」(オードーを見る)

オードー「世間知らず度は子供以下だべ」

サリース「使えないヤツねェ」

ユンケ「この『船』のドアは自動ドア?」

GM「場所によるな。ここのドアは、スイッチを押すと開く」

ゼナ「じゃあウミガメの上にペンギンが乗って、その上にリスが乗って……」

GM「そういう風にすれば開けられるだろうね。ドアが開いたよ」

ゼナ「外に出よう。──リスはウミガメの上に乗って移動します。楽だから」

GM「ザリガニはペンギンにハシッと」

オードー「イタイイタイイタイ」
 

 何とか勉強部屋の外に出た一行は、リルルの部屋を目指すことに。
 

GM「ではエレベーター前だ」

ユンケ「そこにガンバがやってきて──」

一同「ぅう……!?」(エレベーターを開けてくれるかもという期待&食われるかもという不安)

ガンバ「乗るのかなァと思ったら、ドアのすきまにしゅるるゥと入っていく

一同「こらこらこらァ〜!」

ゼナ「じゃあさっきと同じ要領で、ボタンを押します」
 

 珍獣ピラミッドでボタンを押し、上の階へ。


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