オードー:「ごはんできただよー!」
サリース:「あのね、食事はあたしが作ることになってんの。てことでごはん、作ったわよー」
アルバス:「料理は『技』判定でいいのか?」(と言いつつサイコロを振る)
サリース:「なんか、料理コンテストが始まってるんですけど……」
GM:「さ、どっちを食べるのかなー? エノク・レオ・アンは間違いなくオードーの料理が口に合うんだけど」
リューセ:「私たちがどっちを食べるかって……? それはもちろん──」
アルバス:「それはもちろん決まっている────オレが作ったヤツ」
GM:「今日のテーマは『肉いためVS野菜いため』……とか?」
アルバス:「そんな具体的なのはダメだ。今日のテーマは──『豆腐』!」
ゼナ:「どちらが大きな豆腐を作れるか……ですか?(笑)」
アルバス:「福○さん? えー、今挑戦者側の鍋に入った中身なんですが、一応確認です。トウバンジャンとそれからソース──オイスターソースですね。それから唐辛子が入っています」
リューセ:「唐辛子が入りましたかァ」
アルバス:「味が濃くなりそうですね」
それはさておき……
リューセ:「サイコロ振って決めようよ。奇数出たらきこり、偶数出たらサリース」
その結果、朝顔組は全員サリースの料理、リルルはオードーの料理を食べることになった。
んで、その夜──
GM:「さてアルバス。君はものすごォォォくおなかが痛くなってくる」
アルバス:「アレを食ったからか……」
GM:「痛くて痛くてしようがない。……さてどうする?」
アルバス:「それは自室でか? ……どうしようもないよなァ……」
ユンケ:「そしてそれを天井から見つめるユンケの目」
GM:「見てるだけ(笑)」
アルバス:「どういう痛み? 下るような?」
GM:「うーん……キリキリと痛い」
アルバス:「……トイレにこもるか……」
GM:「んで──サリース。君も下腹がすンごく痛くなる。でもおなかが下ったような様子はない」
サリース:「消化器官がいたいかんじ?」
GM:「そうではない気がする」
リューセ:「生理痛?」
GM:「よくは知らんがそんなかんじかも」
ガンバ:「正露丸を渡しにいくよ。──はいこれ。ウサギ小屋の前に落ちてただわさ」
サリース:「それ、正露丸違う(笑)」
GM:「サリースが持ってる薬って何だろ……。バ○ァリン?」
アルバス:「サリースが半分やさしさでできてる薬なんて持ってるわけがない」
GM:「やさしさがないバファ○ンなら持ってるかも」
ゼナ:「それってただのアスピリンじゃ……?」
アルバス:「サリースが持ってるとしたら、媚薬ぐらいだな」
サリース:「で、薬は持ってていいの?」
GM:「正露丸と媚薬しかない、らしいよ」
サリース:「……じゃあ、近くの人にもらいにいかないと……。一番近いのは誰?」
ユンケ・ガンバ:「「……え、隔離されてるんじゃないの……?」」
一同大笑い。
サリース:「いくらなんでもそこまでする……?(泣)」
GM:「一番近いのは……学者さんかな」
サリース:(ノックして)「あのゥ……」
エノク:「おや、どうしました?」
サリース:「ちょっとおなかが痛くなっちゃって……」
エノク:「そうですか……。じゃあちょっと調べて……あげたいんですけど……ね……」(顔を赤くする)
サリース:(アヤしい視線で)「あら、先生なら構いませんけど?」
アルバス:「──てゆー余裕がお前にあるのか?」
サリース:「ないと思う(笑)」
リューセ:「でもほら、サリースのは本能だから……」
エノク:(ちょっと調べてみて)「うーん……。ちょっと見当がつきませんね……。とりあえず薬、調合してみましょうか?」
アルバス:「原因分かんないのに調合するのか?」
エノク:「いやなに、ただの痛み止めですよ。はっはっは」
サリース:「……なんで視線そらすんです……?」
エノク:「この間トールの海底で変わった海草を見つけたんですよ。それがどうやら痛みを──」
サリース:「……できればモルモットは勘弁してほしいんですけど……」
エノク:「チッ!(←?) ……じゃあ医務室にでも行きますか」
てことでふたりは医務室へ。
エノク:(棚を調べて)「──確かこれが痛み止めだったよな。……あ、これもそうだったっけ。……えー、これもかな? とりあえずこれだけ飲んだら何とかなるかも……」
アルバス:「全てのビンにドクロのマークが(笑)」
ユンケ・ガンバ:「「そしてそれを飲んで一週間もすればムキムキの筋肉が……」」
サリース:「──てゆーかそれ、このあいだ中身媚薬と交換したヤツじゃ……」
エノク:「あ、これがいいですか? じゃあグイッと飲んでみましょう」
サリース:「え、ちょっと、先生、それは媚────ごっくん」
リューセ:「あーあ、これでサリースさらに発情だね♪」
その後どうなったかは……ふたりだけの秘密。