大内:ホントは『ごまかせぬ!』の後にフラッシュもう一発ほしかったんだけどねー。
桂川:やめて〜! あと一回<閃光>の呪文使ったら、私、気を失うよ(笑)。
ヤン:彩が怯えたフリしてんの見て天井から吹きだしそうになったし(笑)。
彩:悪かったわね。
GM:さ、じゃあ戦闘だ。武器を持った四人の侍が君らを囲むように出てくる。
彩:暗さによる修正とかは?
GM:なし。侍が松明(たいまつ)を持ってきたことにしよう。
彩:よっしゃ、一丁暴れちゃるぅ!!
さて、戦闘である。
庭と離れのそこかしこで切り合いが始まる。
手を縛られたままの彩は2ターン目、上から降ってきたヤンに縄を切ってもらって復活。
大内:「お前の武器だ、受け取れ!」(なぎなたを投げる)
彩:(ぱしっと受け取って)「ありがとっ!!」
侍1は第一ターンで大内に利き腕を断ち切られ、いきなり行動不能。
レモンが侍4と差しで戦い重傷を負い、ヤンに急場を救われる。
しかしその侍4もレモン、大内、彩、トンに集中攻撃され、数秒のうちに侍2とともに沈められた。
そのさ中、桂川がMPの使いすぎ(先ほどのフラッシュ連発が祟った)で気絶。
そしてひとり、侍3が生き残る。
桂川:今どのくらいダメージ食らってるの?
GM:んーとね、生命力マイナス53(素の生命力は12)。
ヤン:すごい根性(笑)。
大内:でも生命力の5倍分……だからマイナス60になったら自然に死んじゃうんだよねぇ。
トン:では降伏勧告しよう。指先の炎しまって、目の前に杖突きつける。
GM/侍3:(コロコロ……クリティカルで意思判定に成功してしまった)「……しかし……拙者にも武士としての……意地がござるっ!!」
GM:というわけでトンに攻撃。(コロコロ)当たってるよん。
トン:なに? まだ攻撃するのか。(コロコロ)……よけ失敗。
GM:5点の切り、だけど……。
トン:生命力の半分を余裕で超えてしまったんだが……(コロコロ)……転倒、朦朧(笑)。
一同:カッコ悪ィ(笑)。
――次ターン。侍3は生命力判定に失敗し、血刀を畳に突き立てつつ絶命した。
受けた総ダメージは実に71点にも上った――
彩:敵ながら天晴れなヤツ。
大内:せめて安らかに眠るがよい。
大内&トン:「ナムアミダブツ、ナムアミダブツ………………」
GM:戦闘終了、っと。
ヤン:あれ? 外人と主人は?
GM:戦いのどさくさにまぎれて地下室に逃げちゃったよ。
大内:では、畳を上げてみよう。
GM:畳にはカギがかかっている。
桂川:中からもかけられるんだ。
ヤン:<鍵開け>を……(コロコロ)失敗だね。
彩:技能なし値はいくらだっけ?
トン:知力マイナス5。
GM:じゃ、みんなでやってみよう。(みんなでコロコロ〜)………みんな失敗?
ヤン:壊しちゃえ〜。
桂川:オラオラー、ドカドカっ。
GM:……んな強引な……。はい、開きましたよ。
ヤン:よし、突入だぁー!
レモン:中にどっか抜け道とかあった?
彩:うーん、多分ないと思う。あえて言うなら、お風呂の煙突かな。
トン:太さは?
彩:あたしの腕くらい。
桂川:逃げられちゃったか……。
彩:……をい……。それってどういう意味ぃ……?
GM:さて、彩はついさっきまでいた地下室だ。
桂川:とりあえず壁とか調べてみるけど……。
GM:判定するまでもなく、隠し扉とかは一切ないよ。
彩:となるとトイレかお風呂だけど……。
大内:とりあえず便所は?
GM:いない。
ヤン:風呂場に突入ぅ〜〜!
GM:風呂場にも姿はない、のだが……
彩:をを、目の前に巨大な五右衛門風呂が!(笑)
ヤン:隠れてることバレバレだね……。
桂川:よし、まずは蓋の上に力士を乗せよう。
大内:あ、アイツいたんだ。てっきり磯で薪割りしてるもんだと。
桂川:ナゼか現れたんだよ(笑)。
トン:そして下から魔法使い三人が火であぶる、と。
桂川:倒れるよ、私ら(笑)。
彩:魔法の火である必要はないでしょ? てことで、焚き木に火をつけよ〜かな〜。(コロコロ)……着火ぁ!
大内:「ナムアミダブツナムアミダブツ……(笑)」