ヴァイス:あ、そうなんだ。
GM:今ここにいるのは、オーキッド、シア、カーキ、スリーアイね。んで――
オーキッド:「シア、こいつは?」
シア=ブランク:「くー……(寝てる)」
GM:――という微笑ましい会話が。
ヴァイス:「だあああ!! こんな時に寝るなああ!! っていうか……え〜っと……? みんなが落ち着いてるってことは、物取りじゃない……?」
オーキッド:「それはこっちのセリフだ」
シア:「うに…?(ヴァイスを見て)……あ、ハムの人だ」
ヴァイス:「まてこら。確かにいっつもお土産のハムがあるが。今回は特にいいハムがあるが。僕の名前くらい覚えてよ、いいかげん……(脱力)」
オーキッド:「………………」
ヴァイス:「は〜……あ〜、え〜っとだね、僕はヴァイス=エルミュンゼン。一応この自警団の団員だよ。用事があって、しばらく留守にしてたんだけど……」
カーキ:「つーか、一応自警団のリーダーだろーが、おめーはよ。――オーキッド、話すの忘れてたが、こいつがリーダーのヴァイスだ」
スリーアイ:(うなずいてる)
ヴァイス:「はっはっは、あまりの存在感の薄さに、時々自分でも忘れそうになるよ……(遠い目)」
ヴァイスのプレイヤー:っていうか、リーダーだったのか(笑)。
GM:その言葉を聞いて、オーキッドは剣を引っ込めるよ。
オーキッド:「すまん。……オーキッドだ。よろしく頼む」
ヴァイス:「あ、ん、よろしく。まあ、今回のことは不幸な事故ってことで。怪我人もでなかったし(……っていうか怪我させられずに済んだし)」
オーキッド:「わかった」
ヴァイス:(ぽむっと手を打って)「ああ、そうだ、ちょうどいいから、表の荷物運ぶの手伝ってくれないかな? それで完全に水に流そう(笑)」
オーキッド:「いいだろう」
GM:で、ついてくるのはオーキッドとスリーアイだけだ。
ヴァイス:「ま、全員に来てもらっても困るか。……最近、帝都のほうでも物騒らしいから……ちょっと気をつけてね」
カーキ:「分かったぜ〜留守番は任せろ〜」(と言いつつ昼寝の準備をしてる)
ヴァイス:「……ま、いっか……」
シア:「ヴァイスさん、ハムは?」
ヴァイス:「……はい。活きがいいから気をつけて(笑)」(暴れてる土産箱を床に置く)
シア:「くー……(寝てる)」
ヴァイス:「……言ってる先からこれか……えい」(暴れる箱をシアにのっける)
シア:「ぐもっ! ……ヒドイです」
ヴァイス:「ハムを要求しといていきなり寝るほうが悪い(きっぱり)」
シア:「じゃあ、そのハム焼いてください。そうしたら食べられますから」
ヴァイス:「僕、料理できないからね〜。ちょうどいいや、カーキに手伝ってもらって料理してみてよ。それじゃあね〜(逃げるように)」
シア:「あう〜」
ヴァイス:とりあえず、オーキッドとスリーアイに手伝ってもらって、お土産をアーケインのほうに運ぶよ。
GM:うい。――では、噴水がある中央広場まで来たよ。レイチェルいるかな?
ヴァイス:どうなのさ。
GM:レイチェルのプレイヤーがいないから、いないことにしよう。
ヴァイス:普段はどうやってお土産配ってるのさ?
GM:君が一件一件回ってる(笑)。
ヴァイス:ああっなんか光景が目に浮かぶっ!(笑)
GM:ではよろしく〜。……どこからいく?
ヴァイス:とりあえず、村長のとこから行こうか。
GM:ふむ。
村長:「をを、ヴァイスか」
ヴァイス:「ただいま戻りました。いつものようにお土産をいただいたので持ってまいりました」
村長:「グラウやサフトは元気にしとったか?」
ヴァイス:「はい、お二人ともご壮健で……ただ、最近の事件で、少々お疲れのようでしたが……」
村長:「うんうん(とうなずく)。じゃがワシはこの老体、遊びまわるが精いっぱいじゃ……。――で、土産はなんじゃ?」
ヴァイス:「(どんな精一杯だよ……)あ、はい、土産はですね……」――って、こっちで決めていいの?
GM:いいよん。
ヴァイス:「お堅いものではこちらの、首都での様々な情報のレポート。後はいつものお酒に、三文新聞、それから……」(やけに厳重に封印されたピンクの封筒を取り出す)
GM:?
ヴァイス:中身は……うっふんな内容のもの(笑)。
村長:「ヴァイス、これはお前のモンじゃろ?(笑)」
ヴァイス:「いえ、たしかに村長に、と」
村長:「そうか。ではありがたく受け取って……こっちの古いヤツ、持っていくか?」
ヴァイス:「いや、結構です。(小声で)……持っていっても、いつの間にかシアに見つけられて、いつのまにか広まるだけですし……」……本心は、それでスノウに殺されるのが恐いのかも知れない。
村長:「フッ……未熟よのう……」
ヴァイス:「返す言葉もございません……(ふぅ)」
GM:村長はこんなとこかな。次は?
ヴァイス:次は、順番から言えば領主(正確には副領主)でしょ。
GM:お、いきなりスノウのとこですか。
ヴァイス:スノウじゃないってば、領主だってば。
GM:スノウは領主の娘だぞ。
ヴァイス:分かってる。でも、一応名目として、領主にお土産を届に行くんだってばさ。
ヴァイス:「こんにちは、ヴァイスです。帰還のご挨拶と、首都からのお土産を届に参りました」
ゲイン=オルドレース:「おお、おかえりヴァイス君。ご苦労だったね。――セツ、ヴァイス君だ」
セツ=オルドレース:「あら確かにそこの声は……。お疲れさまでした。――今お茶入れますね」
ヴァイス:「あ、お構いなく、まだお土産の配達の途中ですし……」
ちなみに、お土産はやっぱり首都の情報レポートとお酒。セツさんのためのフローラルノート(花の香り)の香水(目が見えないから)。
GM:なかなか気配りさんだねぇ。
ヴァイス:はっはっは、気が小さい分、細やかなんだよ、きっと。
ゲイン:「そうなのか、ゆっくり話を聞きたかったのに」
ヴァイス:「僕も、色々お話しておきたいこともありますし……後程また、改めて寄らせていただきます」
ゲイン:「ああ、その頃にはスノウも帰ってきてるだろうし」
ヴァイス:「あ、スノウは出かけてるんですか」
セツ:(お茶を運びながら)「砦の方にいったみたいだけど、会わなかった?」
ヴァイス:「そうなんですか? いえ、会いませんでしたが……行き違ったのかもしれませんね」
ゲイン:「そうかもしれないね。――報告書の方、後でじっくり読ませてもらうよ」
セツ:「紅茶だけでも飲んでいかない?」
ヴァイス:「あ、それでは……折角ですし、いただいていきます」――紅茶をいただきながら、ちょいと雑談して、って感じかな。
GM:かもね。では、ゲインさん家もこんなもんでいいかな?
ヴァイス:うん、いいと思うよ。次は……教会、かな。
GM:愛しのエミリーさんに会いに(間違い)。
ヴァイス:それはいや(きっぱり)。シルヴァさんと孤児院の子供達に、かな。