GM:──さて、チャーリー。君は金太郎たちと別れて家に帰ってきた。
チャーリー:「セバスチャン、ただいまですね〜」
ここにいない金太郎:セバスちゃん。
ここにいない利迎院:瀬蓮殿か。
セバスチャン:「お帰りなさいませ坊ちゃま。セバスちゃんは心配しておりましたぞ」
チャーリー:って、お見舞いから帰って来た後デスよね? それくらいで心配されるんだ……(笑)。
マコ:首の後ろにナイフが刺さっているから。
チャーリー:「セバスチャンは心配性デスネ〜お見舞いに行ってきただけじゃないデスカHAHAHAHA」
セバスチャン:「いえいえ、ぼっちゃまは見舞いにいって何かをおみまいされるタイプですので」
チャーリー:「ボクはいつもそんな風に見られていたのデスネ……」(黄昏中)
GM:黄昏てると、時間はどんどん過ぎていくぞ、チャーリー。
チャーリー:んじゃ、ちゃんと行動しよう。
金太郎:ええ心がけや。
チャーリー:「ああ、セバスチャン。明日、年末にいったおじさんの別荘にいきたいので、手配してもらえますか?」
セバスチャン:「そ、それはまた急な話ですな」
チャーリー:「今日お見舞いにいったら、金ちゃんたちも気にしてたみたいですしね。善は急げデスよ〜」
金太郎:何のためにいくのかは言わんのかいな。
セバスチャン:「明日でよろしいのですね?」
チャーリー:っと、帰って来たのは何時ごろ?
GM:夕方より前かな。
チャーリー:だったら、いくらなんでも今日は無理だね。
GM:(そーんなことはないぞ)
チャーリー:「ええ、明日でお願いします。どんな様子か自分の目で見てきたいのデスネ〜」
セバスチャン:「分かりました。セバスちゃんにお任せあれ」
金太郎:セバスチャンがアホに見えてきた……。
チャーリー:「お願いしましたよ。……ああ、そうだ。おじさんたちはあれからもお変わりないようデスか?」
金太郎:みんな死んどるんちゃうか。
セバスチャン:「それが……連絡が取れないのです。育郎様ともケイ様とも」
利迎院:死んどるようだな。
金太郎:なんてことや。わいがおったら……。
チャーリー:「そうなのですか?! 連絡が取れなくなったのは、いつからです?」
GM:育郎おじさんはヘリで金太郎たちを運ぶときにセバスチャンと少し話をしたようだけどね。ケイがいたことは、後から聞いて初めて知ったぐらいだ、セバスチャンは。
チャーリー:ふ〜む。
セバスチャン:「育郎様とは元旦に少しお話ししましたが、ケイ様とは一度も……。ああ、ケイ様に何かあったらセバスちゃんはどうすれば……」
チャーリー:セバスチャンてば、実はケイおばさんのことが?(笑)
GM:お、おばさん……?
金太郎:ケイおばさん!?
利迎院:トムが泣くなぁ……。
GM:ちょっと待てい貴様ー! 何を口バシッとるか分かっているのかー!
チャーリー:……ごめん、間違えた(汗)。
金太郎:ケイちゃんが一番泣くわそれは……。
利迎院:いや……案外身内のちあり殿(チャーリー)のことだ、何か真実を知っておるのやもしれん。
GM:実はすごーい童顔だったとか……?
金太郎:嘘や……。実はおばさんやなんて……。
利迎院:土屋一族に隠された真実……暴くのは君しかいない!
金太郎:おっしゃまかせとけ!
チャーリー:ゴメンナサーイ、ほんとスミマセーン!(汗)
金太郎:やってもうたな、チャーリー?(笑)
チャーリー:やってもうたよ……もう一度確認しとくんだった……。
利迎院:分からんときはうかつにNPCに触れんことだな。ワシのように。
金太郎:……それはGMへのイジメやろ(笑)。
利迎院:すまん。
チャーリー:「なおさら、ボクがいって、様子を見てくる方がいいみたいデスネ……」
セバスチャン:「ええ、ええ、そのとおりですとも。……ああ、ぼっちゃまにもついに自覚が」
チャーリー:「ボクもいつまでも子供ではないのですよ、HAHAHAHA!」
金太郎:ほうう?
セバスチャン:「ケイ様もお喜びになることでしょう」
チャーリー:「はい? どうしてそこでケイさんが出てきますか?」
マコ:計算違い。
金太郎:計算マコちゃん。──ってこのネタ前にもあったなぁ。
GM:あったね。
セバスチャン:「おや、ケイ様のご様子をお伺いにいかれるのではないのですか?」
チャーリー:「確かにケイさんの様子も見にいきマスが……別荘の状態やおじさんの様子も見にいくつもりデスよ?」……むしろ、別荘の様子とかの方がメインだけど(笑)。
金太郎:ケイちゃんはわいらより年上なんか?
利迎院:微妙に上ではなかったか?
GM:ケイちゃん17歳。
金太郎:わいらは16か。
セバスチャン:「なんと嘆かわしい。セバスちゃんは悲しゅうございますよ。確かに育郎様の安否も気になりますが、何よりケイ様をご優先されるべきでしょう」
チャーリー:「はい? セバスチャン、どうしてそうなりますか?」本気で分かってない(笑)。
セバスチャン:「男として、まずは許婚の安否を気遣うもの、とセバスちゃんは思います」
マコ:いいなけつ。
チャーリー:「……………………………………………………は? …………………………………………………………ちょ、ちょっとマッテクダサイ? 許婚、とは……」
金太郎:妙なことを。
セバスチャン:「おや、坊ちゃまにはフィアンセの方が分かりますか」
チャーリー:……ちょっと前回のリプレイ読み返していい? その話、出てきたっけ?
GM:好きなだけ読み返すがいい。どこにも出てないから。
金太郎:出てへんのかい。
チャーリーのプレイヤー:やっぱりかいっ!!! あ〜、PL的には納得だわ、あんだけ嫌われてたのが。
マコ:何で自分の許婚のこともわからんのだプンスカ。
GM:本人たち(というかチャーリー)にはまだ秘密だから。
チャーリー:「ちょっと待ってください、ボクはそんな話聞いてないデスよ!」
GM:まずはお互い何も知らずに会わせようという親心。親の心セバスちゃん知らず。
セバスチャン:「は」
GM:とここで気づく。まだ言ってはいけなかったことに。
セバスチャン:「……ぼっちゃま、今のお話は聞かなかったことに」
チャーリー:「……いくらボクの物覚えが悪くても、それは難しいですが……」
セバスチャン:「で、ではセバスちゃんはヘリの手配をいたしますゆえ、坊ちゃまは午後ティーでもお楽しみくださいませ」
チャーリー:「わ、わかりました、ああ、お茶は部屋の方に運んでください」──そう言って、ちょっとぎくしゃくと部屋に戻る。
GM:てとこで時間経過かな。明日までの間に他にやりたいことある?
チャーリー:ん〜……おじさんたちと連絡が取れないってことを、金ちゃんたちに一応伝えておきマース。
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