プロダクションノート:7

この話も、実験的要素が強いです。

ひとつ。
実はこのchapter11、セッションを行ったのはchapter14より後です。本来存在しなかった話を挟みこんだんですね。

ふたつ。
ゼナのプレイヤーとチャットを使ってやりました。
つまり、ネットTRPGというワケです。
本当にチャットでストレスなくTRPGができるかどうかの実験ってことで、GMがちゃちゃっと話を組み、二日がかりで行いました。
キーボードで打ち込むぶんタイムラグがあるのでテンポは悪くなりますが、そのぶんセリフの内容を練れる、というのがGMの結論です。
やっぱりみんなで集まってワイワイやるのがいいのですが、今の状態では半年に一度集まるのが限界です(最近はネット上でさえ集まるのは困難なのですが……)。
まあ、たまにはこういうのもいいかな、ぐらいのもんでしょう。

みっつ。
今まであやふやだったリルルのキャラクターを掘り下げてみよう、というもの。
話が暗い方向に流れていったんで、それにつられてリルルもどんどん暗くなってしまいましたが、「大人びた考え方をする」「あまり本心を表に出さないタイプ」という設定が最初からあったので、まああれで正解だと思います。リルルは。
ゼナはますますリルルの攻略が難しくなってしまいましたが。

ゼナにとってのハッピーエンド。
リルルにとってのハッピーエンド。
それをこれから模索していかなければなりません。

タイトル「未来航路」はLA'CRYMA CHRISTIの曲から。



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