プロダクションノート:4

やりたい放題やりまくってるアルバスに何とか釘を刺したい。
できれば日頃のうらみもはらしたい(笑)。
そう思っていたところに、ちょうどこの街のシナリオになったんで、GMは内心ワクワクしてました。
「『鉄の棺桶』にぶち込んで、ねじまがった根性をたたき直してくれる!!」と、思ってたんです。
……見事に失敗しましたね。どんな状況だろうと、あいつらはマイペースでした。

今回のシナリオもアガートラーム編と同じく「『クーア』探し」と「ことわざ教徒の登場」です。
あとはその街ごとの特徴がでた話を組むだけ。
だからキャラクター中心と言うよりは、街の設定を元にした話になります。
イルダーナ〜モトは全部そうですね。
それともう一つ。エスペルプレーナを前面に押し出そう、という目論みもあり、ここらで一発ドカンと派手に『船』同士の戦闘をやろうと思ってました。
エスペルプレーナVS潜地艦での、ミサイル撃ったりバリア張ったり……。
専門用語飛び交うカッコイイ戦闘……ああ、いいなあ……(遠い目)。
でもプレイヤーたちがそんなポンポンと専門用語連発できるはずもなく、GMもそれに応戦できるだけの専門用語を知ってるワケでもない。
結果、読んでの通りとなりました。

そして、chapter05からchapter08にかけての仕掛け。
謎のマント4人組です。
冷徹な剣士シェオール。
巨大ロボゴーヴァ。
幼い言葉使いの女性マフィ。
そしてラズリによく似た少女……

果たして彼らはどのように話にからんでくるのでしょう?
 

サブタイトル「心のままに」は、米米CLUBの曲から。
『鉄の棺桶』という名前はパーマン(マンガの方)のとあるエピソードから。原作では結構シリアスな話があったりします、パーマン。



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