MONDREPLAY 1[緑の守り神]

MNN Presents
MOND REPLAY 第一部
『緑の守り神』

第三話[沈黙の森の夜明け]

オペリオ:♪チャッチャラ〜 チャッチャラ〜 チャッチャラ〜♪

GM:セッション! スリィ〜!!! ――ってみんなやってよ(笑)

ガルフ:オレたちは拍手係だから。(みんなで)わあぁ……パチパチパチ……。

GM:なんかもう、終わったみたいだぞ……。

ラズリ宴会のノリだね。

GM:さて、昨晩の事件から一夜明けました。

一同そうですね! 

GM:今、みんな病院にいるのかな?

一同そうですね! 

GM:…………あんたらバカですか?

一同そうですね! 

クレリア:私は今、返事しなかった。

GM:この中にオカマがいますね?

一同そうですね! 

GM:そろそろ始めません?

一同そうですね! 

GM:じゃ、始めよう。

フローラ:世界に広げよう友達の──

クロヌシ:そうですね!(笑)

オペリオ:♪世界に広げようマラソンの──♪

一同そうですね! 

ラズリ:広げるって、どうすることなの?

 カノルヤの街の病院――

ウィル:(ハッと我に返る)そういえば前回、ジャドンの屋敷に伝令を頼んでいたのだが警備兵はまだ着かないのかね?

GM:うーーん、まだだね。

ガルフ:何するの?

クレリア:「今度は戦争だ」ってやつですか?

GM:サーカスに行くんだね?(笑)

ウィル:全く予測してなかったがそういう話もあるんだ(笑)。

クレリア:やめましょう……ドンパチはやめましょう

ウィル:違う違う。何かあったときに有利かと思ったのだよ(汗)。

GM:……で、ねぇ。一晩明けた今もセカラシカの目は覚めない。

クロヌシ:起こしても?

GM:起こしても。

クロヌシ:「ま、そっとしといた方がいいんじゃねーか?」

ガルフ:(リアクションに困ってる)

GM:何もしないのかな?

オペリオ:♪何もって言うのは、服を脱がせるとか?♪

ガルフ:君の場合脱ぐ、だろ?

オペリオ:♪脱ぐと言っても一枚やん(笑)♪

クロヌシ:12歳の女の子に何をしろと?

ラズリ:……12歳……楽しいかなぁ?

ウィルいや、とても楽しい。

一同:(笑)

GM:おーーーい、じーーーさん………。

オペリオ:♪分からんでもないねぇ♪

ラズリ:こらこらこらこら

クロヌシちょっとは楽しいかも……(ぼそ)。

GM(あぶないなぁ)で、明るくなるにつれて外が騒がしくなってくる。ざわざわざわ……。

オペリオ:♪街に活気が戻ってきたとかじゃない訳ね?(笑)♪

クロヌシ:(外を見て)「結構人がいるなぁ」

ラズリ:街を探索してくるぅ!

クレリア:危なくないですか?

ラズリ:大丈夫だよ。

GM:「朝食が出来ました」っておばちゃん(病院の先生の奥さん)が呼びに来るよ。
   で、朝食を食べながらおばちゃんの話を――

ガルフ:見舞いのリンゴをかじりながら。

GM:ホントにヒーローか? お前。
   で、おばちゃんの話によると――なんでも街中の子供たちが目を覚まさなくなったらしい。

クロヌシ:「む? じゃあ、セカラシカも」

GM:そう、さっき言ったでしょ。

ラズリ:あたしは子供じゃなかったの?

GM:17歳はもう大人っスよ。

クレリア:16歳も大人なんですから。

フローラ:28もやっぱり大人?

オペリオ:♪31は?♪

ラズリ:60って人もいるよ(笑)。
    「それにしてもこの街はお寝坊さんが多いみたいね」

クレリア:「そういう問題じゃないと思うんですけど……」

GM:さて、朝食を食べ終わって部屋に戻ってみると──
   セカラシカが宙に浮かんでいるよん。

ガルフ「私はあなたをヒコウ少女に育てた覚えはない!」 

ウィル:わっかを取り出して、すーーっと通して、またすーーーっと戻して、
    「ハイ! 種も仕掛けもございません」 

クロヌシ「そんなにウキウキしちゃって」 

クレリア駆け寄ってベッドに押し戻そうとします(←ひとりまとも) 

GM:セカラシカの体に触れると触れたところからば〜〜っとコケが生えてくる。

クレリア:コケ? まさか『眠りコケてる』ってそーゆーオチじゃ……。

GM:うわぁ〜〜、くっだらね〜〜〜(笑)。

オペリオ:♪でも眠りコケっていう名前のコケだよ、きっと♪

クレリア:コケが生えて来るんですか? 体中に。

GM:いや、つかんだところからしゃなりしゃなり(←?)と……

クレリア:思わず手を離します。

GM:そうすると消える。

ラズリ:消える?

GM:コケが、なくなるの。

クレリア:そうすると出方からして魔法的なものかな?

クロヌシ:セカラシカには生えてないんだろ?

GM:うん。

ラズリ:おもしろ〜い。
    ぐっ(セカラシカを掴む音)うぃ〜ん(コケの生える音)ぱっ(手を離す音)ふぃ〜〜ん(コケの消える音)

クレリア:「それって大自然への冒涜じゃ……」

ラズリ:「いいからいいから」(手をパタパタ振る)

GM:何かする?

フローラ:(鏡の前で)「朝ねぇ……」

クレリア:あ、そうか! 化粧しないと人前に顔を出せないんですね!

フローラ:「その前にヒゲそらなきゃ……」(じょりじょり)

ラズリ:「スネ毛の処理もしないと」

フローラ:「それは風呂で」

GM:オカマの朝は忙しい──と、他に何かする?

オペリオ:♪ここはやはり目覚ましの歌でしょう♪

一同:ををっ!?(笑)

ウィル:コケの歌は?

オペリオ:♪コケの歌?♪

クロヌシ:それは後でな。

ウィル:コケの歌と目覚ましの歌を合わせよう!

オペリオ:♪目覚ましゴケの歌? う〜〜ん♪

GM:そうこうしてるうちにセカラシカの体がすーーーっと透けてきてフッっと消えちゃう。

クレリア:え!?

ラズリはい、消えました!(笑) 

ウィル編集されていないことをお確かめください(笑)。 



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