出水屋茶次郎煮鶴(いずみやさじろうにかく)


身分:商人。
武器防具を主に扱う南蛮貿易屋出水屋の次男で長崎にある支店の経営を任されている。

年齢:33歳(1582年生まれ)。
妻(建・たけ)とは死別。
息子・傘鶴(さんかく)は現在堺の本店で修行をしていたが乱をきっかけにその他の家族とともに長崎に避難している。

生い立ち:
堺本店で誕生。
次男であったために店を継がなければならないというプレッシャーも無く、のんべんだらりと日々を暮らす。
10歳のとき、長崎に支店を開く話が立ち上がり、祖父戻鶴(れいかく)とともに長崎に下り、修行。
18歳で結婚。翌年に長男傘鶴誕生。しかしその年に妻が死去。28歳時、祖父の死去とともに店を継ぐ。

戦場に出没する理由:
父溢鶴(いっかく)・祖父戻鶴の影響。父と祖父が店を興したきっかけが、村雨の名刀をはじめ様々なお宝を戦場でゲットし、高値で売りさばいたこと。
この頃の武勇談や回想談をさんざん聞かされて育ったため、自分もいつかお宝をゲットしたいといつも考えているため。
ちなみに戦のドタバタで使えるような能力がないことは自身が一番よく知っているため、主に手飼いの不良集団を戦場に派遣して報酬を与えるという形をとっている。
が、今回、本店の溢鶴や長男仙太郎煮鶴が長崎に避難してきてすることがないため、戦場というものをこの目で一応見ておきたいという思いから堺本店の様子を見るという名目でやって来た。

普段の生活:
焼け残った堺本店の蔵の片隅でゴロゴロしながら、収穫品を前に趣味の刀の目利きなどをして暮らしている。